手作りとオーダーメイド

名古屋では現在結婚指輪の手作りがちょっとしたブームになっており、専門の工房を利用する人も多いそうですが、そういった人の中から「手作りとオーダーメイドの違いはどこなの?」という声が聞かれました。
そこで今回は手作りとオーダーメイドの違いについて説明していきますので、これから結婚指輪を用意したいと考えているカップルは是非参考にしてください。

はじめにオーダーメイドとはお店でカタログやサンプルを見せてもらってデザインやクオリティなどの希望を聞き、そこからどのような仕上がりにするのかを決めていきます。
指輪の土台となる原材料は何にするか、どのようなデザインにするか、仕上げに行う加工やダイヤモンドを入れる場合はカラット数、カラーやクオリティ、リング幅やサイズ、刻印をどこに入れるかなどかなり細かい部分まで決めます。
打ち合わせの段階で完成品をイメージできる状態にしておかなければなりませんので、すべての工程をこの時点で決めてしまい、あとはプロの職人スタッフが工程を計画して作っていきます。
そして出来上がったものを後日取りに行き、チェックをして受け取るという流れで終わりです。

次に手作りのときの流れですが、最初のところはオーダーメイドと同じでどのようなデザインにするのか、どのような原材料を使って加工するのかなどを決めます。
オーダーメイドと違うのはオーダーメイドはすべてプロの職人スタッフが作り上げるのに対し、手作りは自分たちも作業工程に加わって実際に作業を行うところです。

工房に入って指輪の土台となる金属を曲げたりしなたら自分たち好みの形にしていき、その後仕上がりに影響するところはプロの職人スタッフにバトンタッチします。
金属を曲げる工程は何度でもやり直しができますし常にプロの職人スタッフがついていてくれますので、わからないところがあれば聞くことができます。

このようにオーダーメイドと手作りの違いは自分たちの手が加わっているかどうかの違いなのです。