結婚指輪を手作りすることで生まれた新しいデザイン

名古屋には結婚指輪を手作りできる工房があって、20代・30代の若い世代を中心に注目を集めています。
手作りの魅力はいくつかありますが、中でも世界にひとつだけのオリジナルの指輪を作りたいというカップルはとても多いそうです。

一般的な高級ブランドショップで販売されている指輪はデザインもあらかじめ決められていますし、自分が買ったものが世界にひとつだけというわけではありません。
それどころか人気のあるデザインは非常にたくさんの数が販売されますので、ほかの人と被ってしまう可能性も高く個性という意味では物足りなく感じる人もいるでしょう。
若い世代は自分の個性を大切にする傾向が強いですし、今はインターネットなどでいくらでも情報が入って来る時代なので、自分の個性を出したいという気持ちがより強くなっています。

そのような理由から結婚指輪を手作りするカップルが増え、中には既製品ではありえないようなおもしろい発想のデザインもたくさん出ています。
たとえばハートの形をしたリングであったり、石部分を自分の好きな形、たとえばイニシャルなどを入れたりしてアレンジしている人もいました。
工房ではある程度自由にデザインのアレンジ可能ですから、あらかじめこんなデザインにしたいというアイデアを持っておくとスムーズに作業に入れますし、打ち合わせの時間も短縮できます。

また、新しいデザインが生まれやすい背景にはやはり自分たちだけのオリジナリティを意識しているという点が大きいと思います。
既製品の場合はまず売れなければいけないので、できるだけ一般受けのいいデザインを考えなければいけませんが、手作りの結婚指輪なら自分たちだけが身に付けるものなので、自分たちの好きなデザインにアレンジすればいいのです。
こうした個性を前面に出せるところも手作りするメリットのひとつですから、できるだけデザインのバリエーションが豊富な工房を利用するといいでしょう。